ほっと通信 第29号 平成26年10月22日
こんにちは。保険オフィスとかちの五十嵐俊洋でございます。平素より格別のお引きたてを賜り、誠に有難うございます。
遠くの山の頂は既に白くなっていますが、今年の紅葉は本当にきれいですね。公園や街路樹も木肌が目立つようになってきましたが、もう少し秋色が楽しめそうです。私ごとではありますが、年初に計画していましたハワイ旅行を10月11日から15日に決行してまいりました。
今月は、最先端がん治療の先進医療について、配信いたします。皆さまは、「先進医療ってよく聞くけれど、どうやって受けるんだろう!?」また、「がんの確定診断がされた際お医者様が先進医療を薦めてくれる?」と思ったり、考えたことがありますか?
まず知っておかなければいけないことに、先進医療を受けれる病院や施設が予め、決まっているということです。厚生労働大臣が定める高度の医療技術と一定の施設基準に該当している施設で受けることが出来ます。
また、一般的な保険診療を受けるなかで、患者が希望し、医師がその必要性と合理性を認めた場合に受けることが可能になります。高度な技術料は、健康保険適用外の自由診療になるため、がん保険や医療保険に「先進医療特約」を付けるなど、備えも必要ですね!
健康保険外(標準治療外)の治療例として、「重粒子線治療(炭素線治療)」「陽子線治療」、一部先進医療の「免疫細胞療法」自由診療の「遺伝子治療(治療タンパク導入法)」や臨床試験中の「ホウ素中性子補足療法」などがあります。
<参考資料>重粒子線治療を受けるための条件
・がんの転移がないことや、放射線治療の線量によること、管腔臓器(消化管)は対象外などもあるので、適切な情報入手が必要です。
次回は11月19日に配信する予定です。