ほっと通信 第40号 平成27年10月21日
こんにちは。保険オフィスとかちの五十嵐俊洋です。色鮮やかな紅葉もあと少したのしめそうな今日この頃ですね。十勝の平地での紅葉時期は、地球温暖化の影響でしょうか?30年ほどで前から比べると、10月の下旬頃まで伸びているようです。
今回は、お笑いコンビ「TIM」のゴルゴ松本氏が、少年院を慰問して行っている、「命の授業」についてご紹介いたします。
「少年院では前向きに生きていくヒントを、子供たちに伝えたい」。良い言葉を伝えることが大人の役割。教えるというより会話をする感じです。大人がきちんと接してこなかったせいで、愛情不足の子もいます。でも、僕の話を聞く目を見ると、初めて会ったのに「この子は今、学ぼうとしている」と感じることがあるんです。みんな夢を持っていますが、同時に「自分はどうなるんだろう」という不安も抱えています。だからこう言います。夢に向かう時、人は弱音を「吐」くこともある。でも強い気持ちで突き進むと「吐」からマイナスの「一」が取れて、夢が「叶」うのだと。
2011年から知人の誘いで始めて東京、静岡、長野など延べ20回以上、少年院を完全ボランティア、休みにマイカーで慰問して、漢字について独自の解説に人生論を加えた「命の授業」を行っています。
さあ、命。人屋根に一叩き。これは殴ったり蹴ったりして相手を痛めつけることで命を感じるとか、そうゆうことじゃございません。人を一叩き、生まれる前から、この世に誕生する前から、お母さんのお腹の中にいるときから、トックントックントックン、寝ているときも働けといわれずにずーっと働き続けている心臓の、トックントックントックン、この一叩き、一叩きの連続なんです。この命を生んでくれたのがお母さんなんです。だからこれをずーっと受け継いでいかなきゃいけないんです。未来に対して、未来にむけて、自分の命をつないでいくのが、今、生きているっていうことなんです。いいですか。命。人を一叩き。ずーっと動き続けてます。・・・・いつも講演の最後に全員で、命のポーズやり、感動!感動!感動!
「あ!命の授業」(廣済堂出版)、道新夕刊、You Tube より一部引用