ほっと通信 第43号 平成28年1月20日
明けましておめでとうございます。保険オフィスとかちの五十嵐俊洋です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。最近の天気予報の気象用語を聞くと「記録的な大雪・猛吹雪」とか、「今までに経験したことのない大荒れの天気」など、様々な表現に脅かされます。過去のデータに照らし合わせても予測や経験値を超える気象状況に変化しているのではないでしょうか?
今日の北海道新聞一面に「がん10年の生存率58%」の見出し。初の集計、早期治療で好結果。国立がんセンターは19日、全国の16施設で1999~2002年にがんの診療を始めた約3万5千症例の分析で、10年後に患者が生存している割合を示す10年生存率は全体で58.2%だったと発表。がん治癒の目安とされる5年生存率は63.1%で10年生存率と大きく変わらないが、乳がんや肝臓がんは5年目以降も生存率の低下があるが、ほぼ全てのがんで早期に発見し、治療を始めるほど良好な結果が得られている。「乳がんなどは、(5年目以降も検診で)きちんとフォローする必要があることも示された」と指摘されています。
私たちも以前より「保険人(ほけんびと)」としての知識と、社会的使命感を持ち、いざという時に「がん」と闘う勇気・資金を保険金としてお支払いして、「お役に立つ」取組みをしています。今や国民の二人に一人は何等かの「がん」にかかる時代です。すでに「がん」と闘っておられる方も沢山おられます。早期発見・早期治療をすることが何より有効とわかっていても、「こわいから」「忙しいから(時間がない)」「自分はがんにかからない」など、がん検診率が上がっていません。日本の乳がん検診率(34.2%)は、欧米諸国(70%~80%)と比べると非常に低く、早急にがん検診率50%を目標にしています。がん検診率50%を超えると、「がん」で亡くなる方が相当数減少すると言われています。
私たちも「保険人」として、多くの人たちに「今できること」として、がん検診や医療の進化(切らずに治すがん治療・ガンマナイフ)などを、お伝えしていきます。皆さまの周りの人たちにも是非、「がん検診」をご案内くださいませ。