ほっと通信 第58号                   平成29年5月17日

 皆様こんにちは 今年のゴールデンウイークは、どのように過ごされたのでしょうか? 私は、今週末からの旅行に備えて、毎朝6キロ~10キロほど歩くトレーニングをしていました。歩数計を付けて、9千歩で6キロ、1万5千歩で10キロほどになります。早朝から何も食べずに1~2時間歩き続けると、ついつい朝食の量も多くなってしまったように思います。
 この時期、毎年恒例にしている温泉巡りは、5月5日に行いました。新ひだか町にある「みついし昆布温泉 蔵三(くらぞう)」の日帰り入浴です。大人440円の入浴料で、視界を遮られることなく太平洋を眺められる海舟露天風呂が有名!もちろん内湯からの眺めも。ちょうどこの日は内湯の一つにエモリエント成分を入れた「桜湯」があり、大変混み合っていました。夕刻になると、露天風呂から西の海(地平線)に沈む太陽の光景は、とても美しいものでした。

 今回は、「森林火災を防ごう!」と題して山火事予防についてお知らせします。例年3月~5月に年間の半分以上発生する林野火災の原因を調べてみると、枯葉が地上に積もり、下草も枯れている上、降雨量が少なく空気が乾燥し、季節風が吹くなどの気象条件の時期に、火入れが行われ、また、山菜採りや森林レクリエーションなどにより入山者が増えることによるものと考えられます。出火原因としては「たき火」が最も多く、次いで「火入れ」「放火」「たばこ」「火遊び」を含めた人為的な要因が、全体の約60%を占めています。林野火災を未然に防ぐため、次のような点に注意するよう心掛けましょう。
 〇枯草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと。煙草は、指定された場所で行い、吸い殻は必ず消すとともに、投げ捨てないこと。バーベキューなど火を使用する場合には、指定された場所で行い、そこを離れる時には、完全に火を消すこと。各自のゴミは、指定された場所に捨てるか持ち帰ること。火気を使用する場合は、周囲の可燃物の状況に十分するとともに消火用の水等を必ず用意すること。強風注意報や乾燥注意報などが発表されている場合は、火気の使用は差し控えること。
 おわりに、森林は、地球温暖化の主な原因である二酸化炭素を吸収し、生命に必要な酸素を供給する貴重な資源です。林野での火気の取扱いには十分気を付けましょう。 [五十嵐俊洋]