ほっと通信 第127号            令和5年10月18日

 樋渡 康 

 今月、十勝川温泉で、高校の同期会がありました。卒業して60年にもなると、体調が良くない、連れ添いのお世話、長旅は無理、などの事情で参加出来ない人が増え、参加者は、道内外から7人。新型コロナの影響もあり、5年ぶりの開催でしたが、笑顔の再会でした。ホテルは「テトラリゾート十勝川」。ここは、初めての宿泊。フロントでチエックインの手続きをしようとすると、横に気になるポスターが・・・。「はげ割、500円割引」。よく見ると、頭の6つのはげ具合いの絵が描かれていて、2つが割引適用、1つが審議(フロント係が判断)、3つが適用外。思わず自分の頭に手をやりましたが、良いのか、悪いのか、該当せず。「この割引を始めたきっかけは」と聞くと、ホテルのオーナーが、従業員に「部屋掃除で、一番大変な個所は」と聞いたところ、「排水口。髪の毛が絡まって、取るのが大変」と答えたそうで、「じゃあ、俺みたいな頭のお客様が使った部屋は、掃除が楽なんだね」と言う会話から始まった感謝還元。オーナーの提案です。普段、あまり気遣いせずに泊まるホテルなのですが、1つのことから気遣いや何かを考える時のヒントを頂いたような気がした同期会でもありました。

五十嵐 俊洋

 今年のスポーツの日は、暫くぶりに阿寒湖「滝口」とオンネトーの紅葉を見に行ってきました。「滝口」は、阿寒湖温泉から国道240号線を釧路方面に約3キロほど向かった場所にある、まるで日本庭園のような景観を楽しむことができる場所です。湖面に小さな島のような岩がたくさんあり、そこにコケやアカエゾマツなどの植物が育ち、阿寒湖南東端にある細い入り江の終点で、阿寒湖唯一の流出河口となっています。そこから流れ出る水の音、いいえ滝の音がなんとも言えません。あいにく秋色には少し早い感じでしたが、澄みきった空の色が湖に映り、心地よさを感じました。帰り道、標高の高いオンネトーなら色づき始めているかな?と思い、湯の滝入口駐車場までドライブ。水際の木々の紅葉を楽しんで来ました。

西川 淳也

 先日、札幌月寒で公演していた木下サーカスを観て参りました。創立から121年を迎え世界三大サーカスの一つになるそうです。 ゆるやかな開幕から大技までパフォーマンスもさることながら、その舞台構成やスタッフの手際の良さ、観客との一体感を作り上げ場を盛り上げる演出などが印象深いと感じております。 知識としては有りましたが、実際に知見してみると得られる情報量に大きく差が有り観客も舞台の一部として会場が渾然一体となり非常に楽しめるものでした。

 小松 潤子

 今年は暑かったせいか、実家の畑で植えていた小玉スイカが良く実をつけました。もらったり、実家に行ったときに出てきたりで、何度も食べる機会がありました。小玉は皮が薄いので小さくても食べるところが割とあります。とても美味しかったので来年は私も植えてみようと思いました。