ほっと通信 第145号                  令和7年4月16日

樋渡 康 

 3月下旬の1週間、北陸ヘ。全国陸上競技愛好会全国富山総会参加が主目的ですが、興味深い公共施設等も訪れました。全国総会では、地元の会員が幹事役(今回は、元北陸銀行勤務)をつとめ、宿泊先や視察ツアーを企画。県内の薬製造の老舗「池田屋商店」(富山市)高岡銅器の魅力を後世に伝える資料館「能作」(高岡市)、世界的なファスナーのメーカー「YKK」(黒部市)等へ。個人的には、なかなか足の運べないところで、大変勉強になりました。もちろん、ブリ、ホタルイカの郷土料理も頂きました。解散後は、金沢市内で、全国的にも充実した図書館として注目され、1度は訪れてみたかった石川県立図書館や21世紀美術館を視察。さらに友人(石川県在住)の案内で、福井県の景勝地・東尋坊(三国町)、1576年築城の木造の「丸岡城」(坂井市)、芦原温泉「べにや」(同)を訪れました。「べにや」は、石原裕次郎らかつての「石原プロ」の人たちのお気に入りの定宿で、「石原プロ」と交流があり、今回、帯広から同行した友人が「べにや」の奥村隆司社長、女将さんと裕次郎を偲びながら親しくお話することが出来ました。スケジュールいっぱいの1週間でしたが、思い出に残る旅でした。

 五十嵐 俊洋

 大阪・関西万博いよいよ始まりましたね!「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、各国の英知を結集して世界の将来像を描く機会となる。何やらワクワクしています。

西川 淳也

 先日、自宅の整理で20年ほど前に購入したCDが出てきたので聴いてみました。不思議なもので当時の記憶が音と共に蘇ります。これは音楽の他にも匂い、味覚などでも記憶が思い起こされる「音楽のプルースト現象」や「メモリースケープ」、「エピソード記憶」といった言葉で表される効果だそうで、科学の研究対象にもなっており、皆様も似たような経験があるのではないでしょうか? 音がエピソードとして記憶に結びつき感情や情景を想起する様相はなんとも言えないものがあります。 そのような中で聞いていましたCDですが、途中で音が伸びたり音飛びを起こすなど、ディスクが劣化しておりました。調べてみるとCDは20~30年ほど(諸説有)で劣化してしまうとのこと。 音楽ディスクをはじめ写真データや映像などの記憶媒体は耐用年数を迎えてはいないでしょうか? 利便性から普及したものですがそろそろそのメンテナンスやバックアップなどが必要になってきたかもしれません。皆様もお気をつけくださいませ。

殖田 春美

 暖かくなり、自宅の庭の花もクロッカスやヒマラヤユキノシタが咲き始めました。チューリップも葉が伸びて今年も沢山咲きそうです。今までは高齢の母が庭を管理し、私も好きな花を購入しては植えたりしていましたが私も母も空いている場所に植えたりして、感覚的にやっています。しかし、他の家族からは庭がきれいに見えないとクレームが入ります。今年こそは事前にスケッチを描いて、イメージを膨らませながら計画的にガーデニングに励んでみたいと思います。