ほっと通信 第82号                 令和元年12月18日

  こんにちは。寒さが一段と厳しくなり、路面凍結も見られ、自動車のスリップ事故が増え始めるこの季節。より慎重な運転が求められます。いかがお過ごしでしょうか。今回は、樋渡康が担当します。

 東京海上日動火災保険では、来年1月、自動車保険の改定を行います。多様化するお客様ニーズへの対応、消費税引き上げ等に伴うものです。
商品・サービスの改定では(1)豪雨や台風等自然災害によりレンタカーの借り入れが困難になった場合、レンタカー以外の代車、電車・バス、タクシー等の代替交通費用契約の限度内で実損補償(2)弁護士費用特約は、自動車事故だけでなく、自転車事故等の日常生活における被害事故も弁護士費用の対象(3)運転者限定特約では、現行の本人・夫婦限定のほか、さらに保険料を割り引く本人限定特約の新設・・・が主な内容です。

 また、10月の消費税増税、来年4月の民法(債権法)改正に伴い、保険料が改定されます。前契約と比較して、保険料の引き下げとなる契約が約34%、引き上げとなる契約が約66%で、引き上げとなる契約の多くが3,000円(月額250円)以内の引き上げです。専門的になりますが、自動車保険では、現在、普通自動車、小型自動車について型式別に保険料を算出する料率クラスが設定されていますが、現行の9クラスから17クラスに細分化されます。料率クラスは、毎年1月に見直されますが、改定後は、保険事故が多い等リスクが高い場合+2クラスを限度に、低い場合は限度なく移動するとしており、リスクが低いと、早期に保険料が下がることになります。このほか、軽自動車に初めて3料率クラスが導入されます。

 改定にあわせた、もう1つの特徴は、AIを活用したお客様への提案です。「更新ガイドブック」や「更新確認書」のレイアウトを一部変更して、お客様一人ひとりに属性や契約条件に応じて、わかり易くすることにしており、「おすすめチラシ」も同封します。
  私たち代理店では、お客様にわかり易い説明を心がけてまいりますので、今後とも宜しくお願い致します。